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芝居で出合った 演出家、俳優の 現場のイイ話。私の本箱、イメージを言葉にする とっておきの方法 。 エッセイ、イラスト、本のコレクションの紹介、その他 私のお気に入り あれこれ 

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じぶんの声を取り戻す

前回の続きです。

 アナウンサー声を
どうやったら 素の声に戻せるか

レッスン1
独り言のように喋ってみます。
「向こうから 人がやってきた」
これを、人に伝えるように言うのではなく
(おや、人が来た。誰だろう…)
と、独り言みたいな感じで。
自分の お腹に 話しかけるように。

レッスン2
「伝達しよう」
という意識が、自然に身についている場合
伝わりやすいように、言葉を強調する癖がついています。
いわゆる「喋りぐせ」「言い方」というものです。

「大きな恐ろしい鬼がいました」
という言葉の中には
強調したいものが一杯あります。

「大きな」形状を説明したい
「恐ろしい」感情を説明したい
「鬼」その物を説明したい。

だから、その部分を 目一杯強調したくなります。
声を大きくしたり、高低差を出したり、間を取ってみたり…
その気持ちをぐっとこらえて
あなたの口から糸がスーッと前に出てくるように
棒読みで言葉を引っ張りだしてみましょう。

「大きな」「恐ろしい」
それは 強調せずに、イメージをただ浮かべてください。
うまくイメージが浮かばなければ
「大きな」のところで
丸く大きな円を両手で描き
「恐ろしい」で
それが迫ってくるのを 両手で防御します。
出てくる声は あくまでも真っすぐに。
でも、そのイメージを持つことで
あえて強調しようとしなくても
身体が変化して、それが声に伝わるのです。

「鬼」というところでは
糸のように口から出てきた その言葉を
目の前の空中にあると思って
手でつかんでみてください。

頭で言葉をとらえるのではなく
自分の身体で感じる

    (これらのことを面と向かわずに
     文字で伝えるのは    
     何て 難しいの〜!!) 


初めは難しいと思いますが
挑戦してみてください。

今まで、大切にしていた やり方
つまり、音の高低、強弱、速度、間合いで強調する
というやり方を
手放してみる勇気がないと
あなたの朗読は、永久に壁にぶつかったままです。

もちろんそれらは 朗読のとても大切な要素です。
でも、そのやり方を封じることによって はじめて、

「イメージで身体が変化し、それが声に伝わる」

ということが体感できるのです。
そして、それができた時には、
頭で考えた 音の高低、強弱、速度、間合いでなく
自然に、あなたの身体からうまれたものとなって
作為的でない新たな
音の高低、強弱、速度、間合い といった
メリハリが生まれでてきます。










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プロフィール

はんがん

Author:はんがん
河崎早春(かわさき さはる)
俳優、朗読家。

舞台の案内、これまでの舞台、仕事歴は
公式HP 「ことばの国」

朗読、語りの様子はYouTube
「ちりぢごく」「瘤取り」ほか

YouTube Facebookにて「本に囲まれて」
本に関する情報を発信中。

プライベートな 趣味の世界は Facebook

なお、武者小路実篤記念館のHPで
詩の朗読の映像も見られます。
→ 「詩の世界」

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