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芝居で出合った 演出家、俳優の 現場のイイ話。私の本箱、イメージを言葉にする とっておきの方法 。 エッセイ、イラスト、本のコレクションの紹介、その他 私のお気に入り あれこれ 

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きれいな声は 駄目なの?

 前回、司会やアナウンサーをしている人についてふれました。

ハキハキと きれいな声で 明瞭に…それは
いいことずくめ のようなのですが
朗読をする上では邪魔になることがあります

まず、朗読で大切なのは
その人自身の声
「え?せっかく 磨き上げた声なのに?」
って思うでしょう?
ところがアナウンスするための声は 
とても表面的な声なのです。

たとえば「向こうから人がやってきました」
という朗読をするとします。

そのとき
「向こうから人がやってきた」
という事実を伝えるのが アナウンス。
朗読に必要なのは 事実だけでなく
その言葉の裏にある
(ああ、人と会いたくなかったのに、まずいなあ)
とか
(よかった、誰もいなくて心細かった!)
(なんだか、変な雰囲気の人だなあ)
といった、心の言葉なのです。

<表層>よりも
<潜在意識>が大切!


だから、
よそ行きに お化粧した声でなく
その人の 素の声と表現を
求められているのです。

長年、仕事で よそ行きの声を出していると
その発声が すっかり身に付いてしまい
いわゆる「アナウンサー声」しか
出なくなってしまいます。
その声が、その人の自然な声だと
自分でも思い込んでしまいます。

「気取った声を出してるなんて そんなことない!」
そう思うでしょう?
そう、自分では気づかないものなんです。

磨き上げる前の声を
どうやったら 取り戻せるのか。

それを次回は 考えてみましょう。


大丈夫、磨いた声は 
必ず後でまた役に立つことがあります。
思い切って、その声を使うのをやめて
ゼロから始める勇気を持ってね。




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プロフィール

はんがん

Author:はんがん
河崎早春(かわさき さはる)
俳優、朗読家。

舞台の案内、これまでの舞台、仕事歴は
公式HP 「ことばの国」

朗読、語りの様子はYouTube
「ちりぢごく」「瘤取り」ほか

YouTube Facebookにて「本に囲まれて」
本に関する情報を発信中。

プライベートな 趣味の世界は Facebook

なお、武者小路実篤記念館のHPで
詩の朗読の映像も見られます。
→ 「詩の世界」

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