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芝居で出合った 演出家、俳優の 現場のイイ話。私の本箱、イメージを言葉にする とっておきの方法 。 エッセイ、イラスト、本のコレクションの紹介、その他 私のお気に入り あれこれ 

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芝居の稽古場から

動物になってみる(2)

   犬と噛合う


ハンガン顔
犬を飼うことになったとき
我が家では それっとばかりに
「犬の飼い方」といった入門書を
10冊以上も買い集めた。

そのうち、ノウハウ本だけで飽き足らず
「動物の心理学」とか
「動物の行動学」
といった本も読むようになったが

これが面白かった!
たとえば、
オオカミが羊を襲うことによって
羊の中で、弱いものが やられてしまう。
その結果、羊の強い遺伝子だけが残り
自然世界の中で生き残っていける。
ところが、人間や犬のように
自然淘汰されなくなってしまうと
どんどん 悪い遺伝子が残っていく

なんて話を
ふむふむ なるほど と 読みあさった。

さて 犬の心理をつかむには
ことばでなくて 身体全身から 
エネルギーを発しないと伝わらないようだ。
怒る時は 湯気を立てるように
喜ぶ時は 全身で笑うように
動物と動物の コミニュケーションは
言葉そのものより、
その言葉を発する 身体そのものから はじまる。

これって、役者にとってはとっても大切なこと。
言葉は 身体が発するエネルギーの
一部にしか過ぎないから。

そうか!  そう思って
うちの犬に 言うことを聞かせるためには
子犬のうちが肝心…と
犬語で 低く「うわん!!わんっ!!」と吠えて
命令してみた。

這いつくばって噛合いもやった。
最後は人間が勝たなければ
メンツが立たない。

翌日、頬に傷跡をつくって
仕事場に行った。
「それ、どうしたの?」
って聞かれても、まさか
「犬と噛合いまして…」とは言えない。

まあ、そんなわけで、
ウチの犬は 結構ワタシの言うことは よく聞く。

つまり…身体で 言葉を発することが
大切…ってことが いいたかったわけ。

現代社会に生きてると
ついつい オスマシしてしまうけど
人間だって 動物だからね。


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プロフィール

はんがん

Author:はんがん
河崎早春(かわさき さはる)
俳優、朗読家。

舞台の案内、これまでの舞台、仕事歴は
公式HP 「ことばの国」

朗読、語りの様子はYouTube
「ちりぢごく」「瘤取り」ほか

YouTube Facebookにて「本に囲まれて」
本に関する情報を発信中。

プライベートな 趣味の世界は Facebook

なお、武者小路実篤記念館のHPで
詩の朗読の映像も見られます。
→ 「詩の世界」

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