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芝居で出合った 演出家、俳優の 現場のイイ話。私の本箱、イメージを言葉にする とっておきの方法 。 エッセイ、イラスト、本のコレクションの紹介、その他 私のお気に入り あれこれ 

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DENさん語録

命知らずだったなあ…

      DENさん語録 (4)

  
「 今村監督の助監督時代は、
   言われたことは なんでもやったなあ。

   『ドブネズミを捕まえて来い』って言われれば   
   何十匹も 素手で捕まえてきたし、
   サメのいる海を泳いだこともあった。

   今考えれば、よく死ななかったよ。
   だけど、面白かった。
   活動屋ってのは、なんでも面白がるんだな。
   
   命知らずで何でもやったから
   そのうち『すげえ助監督がいる』って噂んなって…
   もちろん俺のことさ。
   海外ロケをやるから

   ある監督につかないかって
   30万 目の前に束で積まれた。
   売れっ子の監督さ。
   有名な俳優が 出演者に揃ってた。

   その当時で30万っていやあ、今、いくらんなるんだろうなあ… 
   だけど、ひとりの監督にしか つく気がなかったから
   首を縦に振らなかったけどね。

   アブナイことはホントに多かったよ。
   イノシシの罠に人間がかかって、 
   片足で吊り下げられる仕掛けってのを作らされた。
   罠にかかる役は、北村和夫。

   イノシシは罠にかかって 片足を引っ張り上げるとき
   頭をしたたかに打って 気絶するんだけど
   人間はそうはいかないからなあ

   『引っかかったら 自分から倒れて
   首をギュッと前にアゴを引いて
   頭を打たないように丸くなって
   それから引き上げます』って
   説明しながら自分でやって見せた。

   そしたら北村さん
   『お前とオレとじゃ体重が違う』
   『それじゃ、同じぐらいの人間見つけて 試します』
    って言ってるうちに…北村さん、
   『面倒くさいから オレがやる』 

   でも、やるとなったら面白がってた。
   みんな いざとなると 面白がるんだよ。
   ビビったら反対に 怪我するけど
   オモシロがってるから 事故が少なかったんだ。

   緒形拳さんなんか、弱音を吐いたことが無かった。
   いつもニコニコやってた。
   本番までいつもニコニコと温和で
   本番になった途端、人が変わったなあ。」

   
(ちょうど、この話を聞いた前日に、緒方さんが亡くなりました。)


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プロフィール

はんがん

Author:はんがん
河崎早春(かわさき さはる)
俳優、朗読家。

舞台の案内、これまでの舞台、仕事歴は
公式HP 「ことばの国」

朗読、語りの様子はYouTube
「ちりぢごく」「瘤取り」ほか

YouTube Facebookにて「本に囲まれて」
本に関する情報を発信中。

プライベートな 趣味の世界は Facebook

なお、武者小路実篤記念館のHPで
詩の朗読の映像も見られます。
→ 「詩の世界」

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