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本に囲まれて

モダン用語辞典(昭和5年)



昭和5年の「モダン用語辞典」
つまり、今のカタカナ語辞典みたいなものですが、流行語も入っています。
今読むと、ちっともモダンじゃないので可笑しい!
モダン用語」というのは、カタカナに限ったものではありません。

感情移入、共同戦線、結婚記念日、啓蒙、試験地獄、搾取、さぼる、サンドウィッチ•マン、スキー、デカダンス…等々。

なるほど…こんな言葉も昭和初期に一般的になったり流行ったりしたのですね。
一寸覗いてみませう。

さくら
「古い言葉であるが最近また使われて来た。
客に化けた仲間のことである。
相棒が客のふりをして大道の五目並べに勝って見たり、
レビューのダンサーに『よう××ちゃん』と怒鳴る連中である。
プロ演劇の演出にはさくらを殊更に利用したと云ふものがある。」

ふう〜ん、さくらってこの頃使われ出したんだ…。
それにしても、事例が「大道の五目並べ」「レビュー」とは楽しいこと。

家庭争議
「夫婦喧嘩のことをモダンに❗️云った言葉。
『夕べあんなに晩くては、家庭争議が起ったろう』
『起ったのなんのって』と云ふ様に用いられる。
夫婦喧嘩と云ふよりも、一寸人聞がよいかも知れない」
(そうですかねぇ?)

つんしゃん
「つんは三味線、しゃんは美人、即ち美人芸者のこと」

マイクロフォン
「拡音器。ラヂオで聴取者の耳に聞える演奏は、
みなこの恐るべき近代科学のエッセンスめいた器械の前でなされるのである」
(これほど驚きを持って迎えられたのですね。
それにしても、機械じゃなくて器械なのね。)

モガ•モボ•モジ•モマ
「各々モダン•ガール、モダン•ボーイ、モダン•ヂヂイ、モダン•マダムの略。後の二者は、前二者と同様 現代的な不良老年、不良夫人の意である。」

ああ、面白いのがまだまだあって、書ききれない!
明治や大正時代のこういう辞典も見て見たいこと。



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プロフィール

はんがん

Author:はんがん
河崎早春(かわさき さはる)
俳優、朗読家。NPO日本朗読文化協会講師。

舞台の案内、これまでの舞台、仕事歴は
公式HP 「ことばの国」

朗読、語りの様子はYouTube
「ちりぢごく」「瘤取り」ほか


プライベートな 趣味の世界は Facebook

なお、武者小路実篤記念館のHPで
詩の朗読の映像も見られます。
→ 「詩の世界」

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