芝居で出合った 演出家、俳優の 現場のイイ話。私の本箱、イメージを言葉にする とっておきの方法 。 エッセイ、イラスト、本のコレクションの紹介、その他 私のお気に入り あれこれ 

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本に囲まれて

夢二繪手本

           竹久夢二が、こどものために描いた絵のお手本。 大正3年の初版本。 夢二の絵のエッセンスが詰まっています。 私の最初の絵本。 こんな昔の時代の絵本に囲まれて育ちました。 大正3年というと、父が生まれる前だから、祖父母が伯母たちのために買ったものかもしれませんね。 ところどころ、旧仮名に棒線をひいて 新仮名になおしてあるところをみると どうも、父が私の為に、読めるようにしてくれたようです。 鉛筆の書き込みや、色を塗ったのは…これはひょっとして私かしら? 明治末〜大正初期の、美意識が息づいています。 そのころの日本には、西洋絵画がたくさん入ってきて それに夢二も影響を受けていたのがよくわかります。 夢二のスケッチブックを持っていたことがありました。 夢二の子供が描いた絵に混じって 夢二自身が絵を描いてみせたりしています。そこには 「はい、これが自動車」 とかなんとか言いながら描いている様子が伝わって来るようで、 その絵の上に、子供のいたづら描きがあったり、 せっかくの夢二の絵を、鉛筆でぐしゃにしてしまったり… そんなページもありました。 夢二のそんなプライベートなスケッチブックを思い出しながら そういう中から こんな本ができたのだろうなあと 想像しています。 日本的なものと、西洋的なものが入り混じり、流行の最先端のものも描かれていて、この時代が伝わってきます。 最後のこの絵からは、夢二が西洋絵画に興味を持っていたのがよくわかります。これまでの日本画にはあまり見られない構図ですね。
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本に囲まれて

東京パック



家を整理していたら、日本て初めてのカラー漫画雑誌
「東京パック」(「大阪パック」も合わせると80冊近く)が大量に出てきました。

今回は珍しくYouTubeに動画でもアップしました。




明治38年に創刊し、大正の初めまで(厳密には、昭和16年まで)続いた月2回の月刊誌。
初めの頃は北沢楽天が主筆で、サイズはひとまわり大きめのB4。12ページ。
この北沢楽天という方、素晴らしい絵だと思ったら、なんと仏蘭西のレジオン•ドヌール勲章を受けています。
社会を風刺した庶民の娯楽として、日露戦争をバックにどんどん部数を伸ばし、一時は10万部も売れていました。
値段も10銭と、当時でも安く、なによりカラーというのがとても新鮮に映ったそうです。
スタッフには、川端龍子や坂本繁二郎など、日本画家の錚々たる名が連なっています。
新聞や雑誌では見られない、あの時代の空気が伝わってきて、とにかく面白い。



ではYouTubeも覗いてみてくださいね。
こちらも購読してくださると、新しい本の動画が次々にアップされていきます。



プロフィール

はんがん

Author:はんがん
河崎早春(かわさき さはる)
俳優、朗読家。NPO日本朗読文化協会講師。

舞台の案内、これまでの舞台、仕事歴は
公式HP 「ことばの国」

朗読、語りの様子はYouTube
「ちりぢごく」「瘤取り」ほか


プライベートな 趣味の世界は Facebook

なお、武者小路実篤記念館のHPで
詩の朗読の映像も見られます。
→ 「詩の世界」

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