芝居で出合った 演出家、俳優の 現場のイイ話。私の本箱、イメージを言葉にする とっておきの方法 。 エッセイ、イラスト、本のコレクションの紹介、その他 私のお気に入り あれこれ 

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本に囲まれて

粘菌

この摩訶不思議な生きものたち。
ムーミン谷に出没するニョロニョロみたいなのがいたり
どうみても地球外生物のようなのがいたり
実は物をじっくり見たことはないのですが
思わず買ってしまった写真集です。



なんと種類の多いこと!



見ていると、漫画のキャラクターになりそうなヤツがいっぱい。
私のイラストにもたくさん登場しています。
南方熊楠が夢中になったのがわかるなあ…

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本に囲まれて

みだらまんだら

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父の性教育の「教科書」⁉︎
下ネタがテンコ盛りで、子どもの私は笑い転げて…そして知恵熱が出そうでした。
涙を流しながら読んだ、この本には、実は「様々な思い出」があります。

その1)
中学に行って、クラスの悪童?たちから、おかしな知識を植え付けられる前に…
と始まった性教育。小学6年生の夏休みのことです。
カリキュラムに沿って毎週、父の講義がありました。
第1回目は「鮭の産卵」にはじまる動物のはなし。
最終回が「様々な風俗営業」
だったような…
多分父としては、この一環のつもりだったのでしょう。
「俺の本箱に入りきれないから、お前のところに入れておきなさい」
と渡された本の中にあったのがこの本です。

その2)
ある日、机の上に1枚の名刺。
それがなんと、敬愛するイラストレーター、山下勇三さんのお名刺じゃないですか!
夫に聞くと、我が家の隣の1階にデザイン事務所が越してきたので、社長さんがご挨拶に見えたとのこと。
喜び勇んで、ぴゅ〜っと、早速サインをいただきに飛んで行きました。
この本を抱えて。
以来、何かと親しくさせていただいたのは、不思議なご縁です。車やオートバイが好きで、オシャレで、シャイで、親切で…ウチの雑種犬をことの他 可愛がってくださいました。
今は亡き山下勇三さんですが、絵だけではなくエッセイにも、独特の洒落っ気を発揮。
山下さんご自身のエッセイイラスト入りで綴った「オジサンモ考える」も面白くて一気に読みました。

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どうぞ拡大して、隅々までじっくりお読みください。
永六輔さんの文も面白ければ、山下さんのイラストもそれに対抗するべく独立してて、メチャメチャ可笑しい!

あ…永六輔さんとのエピソードもあったけど、それは又の機会にね。

さてさて、この本が私の人生に実用として役立ったか…それはムニャムニャと言葉を濁すことにいたしましょう。












本に囲まれて

岩波写真文庫「一年生」

「岩波写真文庫」
とっても薄い写真文庫ですが、
めくっていると、時代の空気が見えてきます。
B4版64ページの小さな本です。
1950年(昭和25年)から1958年(昭和33年)まで
283冊出版されていることがわかりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/岩波写真文庫
昭和40年代にはカラーブックス、そして「トンボの本」など、
その後似たような内容の本がこれに代わって出てきましたが、
白黒写真が見やすく編集され、
ごく限られた地の文の まとめの見事さはこのシリーズにかないません。

旅、都市、生物、歴史、建築、社会現象…
一番面白いのは、その頃の時代の匂いです。国内外の都市にしても、
その風俗は当時のものがそのまま切り取られ、
まるでタイムマシンに乗ってその場に行ったような感覚。

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今回はその中から
「一年生 〜ある小学校教師の記録」
をご紹介します。

これは表紙と裏表紙です。(100円だったのね)
小学校に入学してきた1年生の、1年間の記録です。
担任の先生が撮った写真なので、素人の写真ですが、
子供達の生き生きとした表情から、愛情が香ってくるようです。

入学前のテストに神妙な顔をしていた子が、
やがて自分でお面をつくり、お芝居をし、
1年の終わりには、こっそり成績表を覗き見。
自由な日常生活の中からいろいろな面を育てていこうという、
先生の辛抱強さや熱意に心を打たれます。
写真からドラマが見えてくる、上質なドキュメンタリー。
(考えたら、まだこの時代にはテレビのドキュメンタリーなんてなかったのね)
 入学式に向かうお母さんでしょうか。みなさん、着物ですね。
子供たちの生きた生活を捉えるのは、
なかなか根気と愛情が必要だと思います。すばらしい先生の記録です。



「すねる」
女の子と距離をあけて座る男の子。
坊主刈りにされて、帽子をとらない子。
すねて教室に入らない子。
先生はじっくり観察しながら、
ひとりひとりに合わせて手を差し伸べています。
この他に、先生の話を聞いていて、
だんだん厭きてくる子どもの動きを捉えたページもあります。
黒板の絵のページはいつまで見ていても厭きません。
きっと先生がいいから、子どもの絵ものびのびしているのでしょう。



「けんか」
「おいおい、写真なんか撮っていないで、早くとめろよ」
今だったらそんな声が聞こえてきそうです。
でも、この先生はそうじゃありません。
社会のルールを覚える第一歩と捉えて
様子を見ている先生の眼差しが目に浮かびます。



「数を数える」
子どもに数を教えるのは大変。
足の指まで出して数えている子も。
辛抱強く見守っている先生の眼差しがやさしい。
それにしても、右下の男の子の表情が真剣。
こういう子って、いたなあ〜。



昭和30年4月4日 朝日新聞の切り抜き。
父の本には、ときどきこんな新聞の切り抜きなんかが挟まっています。

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プロフィール

はんがん

Author:はんがん
河崎早春(かわさき さはる)
俳優、朗読家。NPO日本朗読文化協会講師。

舞台の案内、これまでの舞台、仕事歴は
公式HP 「ことばの国」

朗読、語りの様子はYouTube
「ちりぢごく」「瘤取り」ほか


プライベートな 趣味の世界は Facebook

なお、武者小路実篤記念館のHPで
詩の朗読の映像も見られます。
→ 「詩の世界」

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