芝居で出合った 演出家、俳優の 現場のイイ話。私の本箱、イメージを言葉にする とっておきの方法 。 エッセイ、イラスト、本のコレクションの紹介、その他 私のお気に入り あれこれ 

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04/16のツイートまとめ

saharukawasaki

河崎早春と松尾智昭の 掛合い朗読 「ちりぢごく」(30分)以前音声が小さかったトラブルを解消しました。花輪莞爾「悪夢百一夜」より。方向音痴の中年女が免許をとったことから悲劇は始まった!!!: http://t.co/5spTCZWs @youtubeさんから
04-16 10:08

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じぶんの声を取り戻す

前回の続きです。

 アナウンサー声を
どうやったら 素の声に戻せるか

レッスン1
独り言のように喋ってみます。
「向こうから 人がやってきた」
これを、人に伝えるように言うのではなく
(おや、人が来た。誰だろう…)
と、独り言みたいな感じで。
自分の お腹に 話しかけるように。

レッスン2
「伝達しよう」
という意識が、自然に身についている場合
伝わりやすいように、言葉を強調する癖がついています。
いわゆる「喋りぐせ」「言い方」というものです。

「大きな恐ろしい鬼がいました」
という言葉の中には
強調したいものが一杯あります。

「大きな」形状を説明したい
「恐ろしい」感情を説明したい
「鬼」その物を説明したい。

だから、その部分を 目一杯強調したくなります。
声を大きくしたり、高低差を出したり、間を取ってみたり…
その気持ちをぐっとこらえて
あなたの口から糸がスーッと前に出てくるように
棒読みで言葉を引っ張りだしてみましょう。

「大きな」「恐ろしい」
それは 強調せずに、イメージをただ浮かべてください。
うまくイメージが浮かばなければ
「大きな」のところで
丸く大きな円を両手で描き
「恐ろしい」で
それが迫ってくるのを 両手で防御します。
出てくる声は あくまでも真っすぐに。
でも、そのイメージを持つことで
あえて強調しようとしなくても
身体が変化して、それが声に伝わるのです。

「鬼」というところでは
糸のように口から出てきた その言葉を
目の前の空中にあると思って
手でつかんでみてください。

頭で言葉をとらえるのではなく
自分の身体で感じる

    (これらのことを面と向かわずに
     文字で伝えるのは    
     何て 難しいの〜!!) 


初めは難しいと思いますが
挑戦してみてください。

今まで、大切にしていた やり方
つまり、音の高低、強弱、速度、間合いで強調する
というやり方を
手放してみる勇気がないと
あなたの朗読は、永久に壁にぶつかったままです。

もちろんそれらは 朗読のとても大切な要素です。
でも、そのやり方を封じることによって はじめて、

「イメージで身体が変化し、それが声に伝わる」

ということが体感できるのです。
そして、それができた時には、
頭で考えた 音の高低、強弱、速度、間合いでなく
自然に、あなたの身体からうまれたものとなって
作為的でない新たな
音の高低、強弱、速度、間合い といった
メリハリが生まれでてきます。










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きれいな声は 駄目なの?

 前回、司会やアナウンサーをしている人についてふれました。

ハキハキと きれいな声で 明瞭に…それは
いいことずくめ のようなのですが
朗読をする上では邪魔になることがあります

まず、朗読で大切なのは
その人自身の声
「え?せっかく 磨き上げた声なのに?」
って思うでしょう?
ところがアナウンスするための声は 
とても表面的な声なのです。

たとえば「向こうから人がやってきました」
という朗読をするとします。

そのとき
「向こうから人がやってきた」
という事実を伝えるのが アナウンス。
朗読に必要なのは 事実だけでなく
その言葉の裏にある
(ああ、人と会いたくなかったのに、まずいなあ)
とか
(よかった、誰もいなくて心細かった!)
(なんだか、変な雰囲気の人だなあ)
といった、心の言葉なのです。

<表層>よりも
<潜在意識>が大切!


だから、
よそ行きに お化粧した声でなく
その人の 素の声と表現を
求められているのです。

長年、仕事で よそ行きの声を出していると
その発声が すっかり身に付いてしまい
いわゆる「アナウンサー声」しか
出なくなってしまいます。
その声が、その人の自然な声だと
自分でも思い込んでしまいます。

「気取った声を出してるなんて そんなことない!」
そう思うでしょう?
そう、自分では気づかないものなんです。

磨き上げる前の声を
どうやったら 取り戻せるのか。

それを次回は 考えてみましょう。


大丈夫、磨いた声は 
必ず後でまた役に立つことがあります。
思い切って、その声を使うのをやめて
ゼロから始める勇気を持ってね。




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仕事柄でてくる癖

   私の足を引っ張った あれこれ

朗読と最初に出合ったのは
劇団の養成所の授業でした。
思わず「私のやりたかったのは これだ!」
と思うほど 大好きな授業でした。

その後、芝居と、アナウンサーと
二足のわらじを履いてきました。

そのことで、
お互いに、それぞれの仕事の足を 引っ張ったモノがあります。
(何が原因で そうなったのかしら?)
そう考えることが
その仕事独特の 呼吸や、表現方法を
客観的に見られるようにしてくれました。

アナウンサーだったり、
芝居をかじったことのある人は
朗読も 楽にできる
そう考えていませんか?

確かに基礎はできているのですが
だからこそ、陥りやすい部分もあるのです。

なんとか抜け出そうと悩んできた
わたし自身が持っていた癖を
皆さんには もっと 楽に取り去る事ができるよう

アナウンスをかじった方
芝居をかじった方
ナレーションや 声優など
職業をとおして、
陥りやすい 癖について
2〜3回に分けて お話しします。

そうでない方にも役に立つ
ヒントが隠れていると思います。

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声は相手にかけるの?

「朗読って、相手に向かって話すんですか?」
よくそういう質問をされます。

民話のように、目の前の人に話しかける
というのは、朗読では特殊な場合だけ。

最初に大切なのは、
その作品の「語り口」を見つけること。

独り言のように話しているか。
手紙文のように
聞き手を意識して話しているか。
どちらにしても、
目の前の誰かに向かって話しかける
ということは あまりないのです。

だから、例えば司会やアナウンスをする時のように
相手に、きっちり言葉をかけてしまうと
作品によっては その味わいを
そこねてしまいます。

(アナウンサーでも朗読が上手な方は
 しっかりその辺の使い分けができています。)

教室の生徒さんの中にも
アナウンサーや司会の仕事で活躍している人がいます。
そういう方は みなさん
人に向かって言葉をかけるのは とても上手。
明るく、感じよく 明瞭に読んでくれます。

言葉を相手に掛ける
というのは、慣れない人には難しいけど
掛けるのに慣れている人には
逆が難しい。

言葉を 相手にきちんとかける。
全く、相手にかけない。
ちょっとだけ、相手にかける。


そいういうことを 
自在にできるようにしたいですね。



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声を届かせる

  相手に声を届かせる(1)

朗読教室で、初心者の方に多いのですが
気持ちが臆していると どうしても
言葉が 相手に届かず
自分の身体の中から出て行かない、離れない…
そんな感じの方を よく見かけます。

基本的に 朗読は
アナウンサーが喋るように
相手にかけるものとは 限りませんが
届けたい時に届かないのも 困ったもの。

民話など
相手に物語を語る時には
しっかり、言葉を届けたいですよね。

そこで まず 語りの原点として
民話を語ってみましょう。

前に子供たちが並んでいると イメージして
「むかしむかし、五郎兵衛という人が おった」
と いってみましょう。

朗読ではなく、民話を語る場合は
まず 前にいる人たちに
「むかしむかし」
というところから しっかり声をかけます。

「今じゃないのよ、昔の話なのよ」
というように、しっかり聞き手に
話しかけるように…

これができない場合は、
誰かに前に座ってもらって
「むかしむかし」
と言いながら その人に
ボールを投げてみましょう。

「五郎兵衛という人が おった」
ここでも また ボールを投げます。

ボールを投げるという 行動によって、
「声を届かせる」
というのも 同じことなんだ
ということを
身体で 感じていただくための方法です。

頭で考えると かえって難しくなります。
まずは、ボールを投げながら
言葉を相手に 「投げる」
ということを 身体で覚えてくださいね。

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DENさん語録(11)で思い出した

      これを読む前に「こっち」を先に読んでね

DENさんの話を聞いて、思い出した。
20代はじめに 劇団で朗読を教えてくださった
俳優の臼井正明さんは
  (「
2人の爺さんと2人の別嬪さんの朗読会1と「Part2
老年になられた今も とってもダンディ。
その臼井さんが こんなことを…

   「趣味の悪い人は
   朗読しても、趣味が悪いよ。
   野暮ったいもんしか、持ってない奴は
   読んでも どこか野暮ったさがある。
   うまい へたとは また違うけど

   人間が出るんだよ。

   だから、普段のその人を見ただけで
  (あ…こいつは こんな感じかな)
   ってわかっちゃう。

  反対に、いい生き方してるから
  かならずしも いい朗読するとは
  限らないけどね。
  ダメな奴は、なんとなくわかるけど
  その反対は…うぅん…なんんとも言えないなあ」

追記 朗読をする方にも、芝居の話 は
   きっと ヒントになります。
   ぜひ 読んでみてね



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「まとめ」…イメージから言葉を(6)

 いま試したイメージは
「春」「夏」「秋」「「冬」のほんの一部です。

たとえば おなじ「夏」でも
うんざりするほど暑い時もあれば
さわやかな木陰、
都会のアスファルトの上
嫌な思い出のある夏、懐かしい夏休みのこと、

…イメージを重ねていったら
無限に 表現の 可能性が出てくるでしょう。

朗読の語り手
例えば主人公が語った言葉か
地の文のなかに出てくるのか
どんなシーンの中にあるのか
「主人公が 呆然としたときに ふっと耳にした蝉の声」
をイメージして「夏」と言う 等々…。

その本に書かれているシーンに
ふさわしい「夏」。

たった2文字の「なつ」という言葉の裏に
無数のイメージがある。
そのことを 感じてくださいね。


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「注意点」…イメージから言葉を(5)

 いかがでしたか?
「春」「夏」「秋」「冬」
イメージによって音が変化しましたか?


え? ちっとも変わらないよって?
ひょっとしたら あなたの身体の どこかが
緊張して 固くなっていませんか?
首や内蔵…特に横隔膜(胃の上のあたり)が固くなると
声が一色になってしまうのです。

元気よく声を出そうと
腹式呼吸で、お腹に力が入っている時もそう。

お風呂にでも入って、ゆっくり身体をほぐして
ゆったりしたときに、もういちど試してみてください。

それから、大きな声を出そうとせず
小さな声からはじめて 無理の無い程度に
徐々に声を出して行きましょう。

イメージを浮かべる時は、
必ず鼻から息を吸うようにしてね。


そして目をあけること。
だって、目をつぶらないと朗読できなくなっちゃったら困るでしょ。

難しかったら、最初は目をつぶって声を出し
つぎは開いて 声を出す。
という風にやってみてください。


そして、前にも書いたけど
このレッスンをやってみる時には
「春は好き」とか「冬は嫌い」とか
個人的な感情をいれないこと。
イメージによって 身体の中が変化することで
声が自然に変化するのに
感情を入れてしまうと、
感情の変化だけになってしまうので
このレッスンの目的と 別のものになるからです。





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「冬」…イメージから言葉を(4)

 最後は「冬」です。

寒く張りつめた空気。
身体の芯まで 凍えてしまいそう。
冷たい風が 頬をなでます。
ブルブルっと身震い。鳥肌が立っています。
皮膚も、身体の中も、きゅっと縮まるような

凛とした冬の空気…

一度に吸い込めないほど冷たい空気を
そうっと 鼻から吸い込んで
「ふゆ」
と声にしてみましょう。

縮んだ身体から出てくる声は
きっと細くて 緊張感のある音になっているのではないでしょうか?






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「秋」…イメージから言葉を(3)

 「秋」を言葉にします。

空気が澄んで、さらり としてきました。
空が高く、遠くまで見渡せます。
心地よい風が、皮膚に感じられます。

乾いた空気に、木の葉もさらさらと音を立てています。


さわやかな風を いっぱいに鼻から吸い込んで
遠くを見渡しながら 声にしてみます。
「あき」

いかがですか?
透明感のある、軽い音になっていませんか?




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「夏」…イメージから言葉を(2)

      (「春」のつづき。順番に読んでね)

つぎは「夏」のイメージを思い浮かべてください。

額に真夏の太陽が照りつけています。
皮膚で暑さを感じると、毛穴が開いてきます。
吸い込む空気も 熱く重いです。
地面にはくっきりと影ができ、
蝉時雨が聞こえています。

この時に「暑くて嫌だ」とか
「夏は楽しいなあ」などといった
感情は いりません。
身体の中におこる、生理変化だけを 感じましょう。

さて、では声に出してみましょう。
「なつ」

息を吸った時に
内蔵…というか、横隔膜が だらんと下がって

暑さで 体中の筋肉が緩み
ちょっと声が 太い、ゆるんだ感じになっていませんか?

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「春」…イメージから言葉を(1)

leaf1.jpg 

  

「春です」という文字が 朗読する文章の中に出てきました。

さあ、これを読む時に、
どんなイメージを浮かべますか?

もしかして「春」「夏」「秋」「冬」
おんなじに 読んでいませんか?


じゃあ、「春」はやわらかく
「夏」は元気に読めばいいの?
そうじゃないのです。

「春」というイメージをいろいろ浮かべてみてください。
イメージは 頭で考えるのでなくて
思い描いた時に、どんなふうに
自分の身体の状態が 変化するのかしら?

リラックスして 感じてみましょう。

寒い冬が終わって
ゆるやかな そよ風。やわらかな陽射し。
ゆれる緑の草、可憐な花。
…そんな情景を思い描いて深呼吸してみましょう。

息はイメージとともに鼻から吸います。
すると、ほら、皮膚に春の風と陽射しを感じませんか?
花と新緑と土の匂いが してきませんか?

そんなゆったりとした身体を感じながら
「はる」
と…そっとつぶやいて見てください。

柔らかい音が出てくるはずです。

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イメージがわかない

はじめに(カテゴリー「朗読」でやりたいこと)

朗読教室で聞いていると、ほとんどの人が文字を読んじゃうのよね。
でも、しゃべってる時は、
文字なんか考えないで、イメージがそのまま言葉になるでしょ。
文字を見たら、イメージがわかないまま
すぐ言葉にしてしまう…。
だから「読んでます」って感じになると思うの。

例えば みんな「イメージを浮かべてます」っていうけど
それは 頭で考えてるだけなんだよね。

ほら、素敵なイメージをうかべると、
ふぁ〜っと 身体が軽くなるし
怖いイメージを持つと、 
身体がキュッと縮こまったり、鳥肌がたったりするでしょ。

そんな風に、身体が変わると
自然に声も変化してくるんだなあ。

だから、「楽しそうに読む」んじゃなくて
本当に楽しくなって、身体が変化して
その結果、聞いてる人に 楽しい気分が伝わってくる…
それがイメージだと思うの。

どうしたら、イメージを言葉にのせていくことができるか?
私自身も、自問自答する意味で
このブログで
ひとつひとつ 考えていきたいと思います。
プロフィール

はんがん

Author:はんがん
河崎早春(かわさき さはる)
俳優、朗読家。NPO日本朗読文化協会講師。

舞台の案内、これまでの舞台、仕事歴は
公式HP 「ことばの国」

朗読、語りの様子はYouTube
「ちりぢごく」「瘤取り」ほか


プライベートな 趣味の世界は Facebook

なお、武者小路実篤記念館のHPで
詩の朗読の映像も見られます。
→ 「詩の世界」

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